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世界大戦付近から現代までの施設等をちょろちょろと

エーデルグランツ / 聖女神大神殿 / 隠れ村 / 古代都市エルプシャフト




【 エーデルグランツ王国 】

◆統治者 - ローデンヴァルト王家

建国者ローデンヴァルトの一族が代々王国の統治者。

■建国者、英雄ローデンヴァルト
ライヒアルト=ジークムント=ローデンヴァルト
(Reichardt = Siegmund = Rodenwald)

条約締結に尽力した青年。
ミドルネームの"ジークムント"は、戦死した仲間の名。



◆建国

世界大戦に終止符を打った不可侵条約の締結に尽力したライヒアルトにより建国。

大戦によって壊滅状態に陥った世界の、
新たなる時代を照らす"気高い光"となるべく建国された。
EdelGlanz = "気高い光"を意味する。



◆暦 - ノルド・カランドリエ(Nord Calendrier)

エーデルグランツ建国暦。
大戦終結の年を0年とした暦。

新たなる時代の象徴として、世界の多くで使用される。
ノルド・カランドリエは"北方暦"の意。

表記は

*建国暦元年以前
・N.C.B.○○年
・ノルド・カランドリエ前○○年
・北方暦前○○年

*建国暦元年以降
・N.C.○○年
・ノルド・カランドリエ○○年
・北方暦○○年




【 聖女神大神殿 】

◆創始者ロサス - リカルダ=ロサス(Ricarda = Rosas)

エーデルグランツ初代国王ライヒアルト一行の僧侶。
(世界大戦の項を参照)

また、創始者の姓のロサス(Rosas)から、
大司教の代々の紋章は薔薇(Rosa)となった。
大神殿の封書の封印も白薔薇である。



◆女神信仰の聖地

現エーデルグランツ領内に古代より存在した大神殿。
改築が繰り返される"白亜の大神殿"。
古代の頃には小さな神殿であったが改築が繰り返され、
いつしか大神殿となり、聖地と呼ばれるようになる。
奥には古代に作られた女神像がある。

天上に最も近いとされる高地に存在し、
豊かな緑と白亜の神殿、
薔薇が咲き誇る美しい土地。
(創始者ロサス家の紋章が薔薇な為、植えられた)

ささやかに聖地として扱われていたその神殿に、
女神信仰の拠点として、世界の恒久的平和を祈る象徴として、
ライヒアルト一行のロサスが神殿機構を設立。
以降、世界的にも聖地として広く知られるようになる。



◆神殿機構

多岐に渡った活動をしている。
神官たちによる世界の信仰者のリスト管理、
神聖魔法の研究、
そして神聖魔法を使った医療機関としての働き、
各司教や司祭への定期的な指導、
魔法医の資格取得もこの機構で行う。

世界の恒久的な平和を求める為の活動が主。
(※創始者ロサスは慈善事業団体として設立)



◆神殿機構 - <裏>

世間の目に触れる働きをする神殿機構とは違い、
表沙汰には出来ない仕事を請け負う機構。
暗殺を請け負う事もある。

<表>の人間は<裏>の存在を知らず、
世間的にも<裏>は認知されていない。
その存在を管理しているのは大司教である。

■成立
数百年前の大司教が神子によって大陸の異変を知り、
その異変を防ぐ手段として魔族との契約を交わした。
その契約は神殿としては表沙汰に出来ないものであった為、
裏の神殿機構が成立する。

■契約
竜族やエルフを凌ぐ程の上位魔族たちの強大な魔力で、
との大陸の異変(※地殻変動)を食い止めるという契約。

その代償として、人間には使いこなせない程の
強大な魔力を有する"災厄の化身"を生贄として捧げる必要がある。
災厄の化身たちは邪神の血を濃く引いているため、
魔族の間では"力を高める食物"、
もしくは"ダメージを気にせずに扱える強大な力を持った道具"。
食すか、憑依して依り代として使うか。

主にその生贄は隠れ村から選ばれる。
<裏>は、世界大戦後に迫害されて世間から姿を消した
災厄の化身たちの隠れ村を調査し人知れず管理しており、
各地の隠れ村から一年に一人攫い、生贄に捧げている。

闇に紛れた<裏>の誘拐は、
各地の隠れ村では"神隠し"として恐れられている。

■禁書の管理
表向きの仕事として、禁書の管理や書庫の管理などもしている。
"禁書"には、魔族との契約に支障の出る秘術書も含まれる。

N.C.994年にシュネが<表>へ寄贈した封魔の秘術書の写本も、
<裏>により禁書の書庫に納められている。

(封魔術は、魔力を命と力の源とする魔族達にとっては
 生命を脅かす技術。それが広まることは、魔族たちには
 "人間達が契約を破棄した"と解釈される)

■解体
N.C.1000年 - <裏>解体
契約は破棄され、世界にその存在を明るみにされた為

それ以降は大陸の維持を担う機構として、
ライラが"災厄の化身たち"の力を用いた機構
"ソルク・チャシュム"を設立。



◆地位

※神聖魔法習得者であることが必須条件

■大司教
創始者ロサスが初代大司教。
代々大神殿及び世界中の女神信仰者を統べる存在。
大神殿における"司教"はすなわち大司教のことである。

■司教
それぞれの教会を束ねる職務。
教会では一番のおえらいさん。

■司祭
神父。信仰者を指導する立場。
精神的指導者。
大神殿の司祭は"大司祭"。

■神官(助祭)
司祭を助ける職務。女性も居る。
神聖魔法を行使するなど、実際の様々な実務にあたる。
治療を求めて神殿に訪れる人間の治療に当たるのも大体はこのクラス。

■神官戦士
神官の中でも、攻撃魔法や武術に長けた人間は、
神殿の守護役としての任務に就くことや
危険を伴う任務を与えられることも多い。
そういった神官たちを"神官戦士"と称する。

■神子
生まれながらに神の声を聞くことの出来る人間を称する。
(霊感がある、と言ってもいい)
子供、もしくは純潔の乙女などが特に神との意思疎通がし易い。

■ex.トランスウォラン姉弟
N.C.1000年時点での大神殿の神子。
ロサスの血を受け継いだ直系でありながら、
聖女神の紫の瞳と、邪神の紅い瞳を受け継いでいる為
すべてに護られた存在、完全なる平和を象徴する存在、と言われ
神聖なる存在として、象徴としても絶大な力を持つ存在。

母のアーティミシア(現・大司祭の娘)は
いずれ大司教の座に就くべくして
教育されてきた人間であったが、逃亡。

■ex.僧侶
神殿機構に属さない神聖魔法の使い手を僧侶と呼ぶことも。
創始者ロサスもライヒアルトの元で戦っていたときは僧侶と名乗っていた。





【 隠れ村 】

◆隠れ村

戦争終結と共に用済みとされ、
味方である筈の人間からも迫害された"災厄の化身たち"が
人里離れた土地に作り、住むようになった村。
世界に幾つも存在するが、その存在が確認された事は殆ど無い。
純血である為、民の力は強大。

大戦で多くの魔法技術が失われた為、
魔導技術等はだいぶ退化してしまった時代にも、
彼らは独特の魔導技術を発展させていた。

■ex.N.C.1000年以降
ライラの尽力で、災厄の化身たちの立場が向上、
それと共に隠れ村の人間も少しずつ現文明に交わるように
なるが、それと共に優れた魔導技術も流出。
魔導科学技術が大きく発展したのも、1000年以降の特徴。



◆精神的特徴

隠れ村を作った世代の者たちは、自らの運命と、
自分本位に翻弄し迫害した他の人間たちへの憎悪を
募らせていた。

世代が変わるにつれ、他者への憎悪は薄れていったが
隠れ村の子孫たちの多くは諦めの感情を抱いて生きている。

N.C.150年以降頃から、外界を目指す子孫が増えるようになる。
その多くは迫害され続けたが、
その存在を受け入れる者の存在もあり、
紅い眼の血脈は静かに人間族の間にまじっていく事になる。



◆"異端者"

隠れ村において、正常な眼の色を持って生まれた人間は
"異端者"として逆に嫌われる傾向がある。

そんな"異端者"が一般社会に行き場を求め、
そこで暮らすようになることで、
"災厄の血脈"を人間にもたらす結果にもなった。

ライラの母の兄であり、
彼女の育て親である骨董屋も、隠れ村出身の"異端者"。
(骨董屋は生前、シュネの母に腕輪を売り、
 シュネにエルプシャフトの情報を与えている)

■骨董屋 - アードルフ=キヴィレフト



◆アクィラ=キヴィレフト(Kivilehto)

隠れ村の女性。ライラの母。
紅い眼を持ち生まれ、紅い眼を持つ男性と結婚した。
夫はライラが生まれて数年で病死している。
両親も早くに失っている。

既に娘以外を失った彼女の生きがいとして、
娘の未来に少しでも希望を残そうと願い、
娘を兄に預けて古くから伝わる文献の研究をし、
古代都市に到着。

封魔の力を秘めた装飾品を得て帰ってくるが、
途中で私刑を受け、命からがら装飾品を兄に渡し、
それから数日で命を落とす。

兄は、そのうちのひとつをシュネの母コルネリエに売っている。



【 古代都市エルプシャフト 】
世界大戦時代に放棄された都市のひとつ。

当時優れた魔導技術を持っていた魔導都市は、
戦争にも有用な魔導道具の開発が進んでいたが為に
他種族に狙われ、ついに都市を手放して逃亡する。
その際に誰の手にも都市を、技術という財産を奪われぬよう、
優れた魔術により封印を施して逃亡。

戦争が終結し、民の多くも命を落とし、末裔も各地に散り、
やがてかつての栄光を風化させていく中、なおも都市の封印はその効力を保ち、
古代の遺産 - "エルプシャフト"と呼ばれながら今もその姿を保ち続けている。

封印解除の鍵として生み出された魔法人形ノアが都市には存在し、
ノアの選んだ守護者が代々都市を守護する役目を担う。
N.C.1000年時点での守護者は人間に好意的感情を抱くエルフのミント。
既に800年の時を都市でノアと共に過ごしている。