険者の宿スペランサ                        _

*カツラで遊ぼう編




「クルクスーそのカツラかーしてーv」
地毛だよ
「あれっお前カツラじゃなかったっけ?」
「カツラじゃなくて悪かったね。髪伸びてきたから染めることにしたんだよ」
「えーなんだ、つまんねぇー」
「別に君を面白がらせるためにカツラつけてたんじゃないけどね」
「あ、でもそれならカツラあるだろ? 貸して貸して」
「何がしたいのさ、君」
「ちょっと遊びたいだけだけどさぁ。貸してくれよ、なぁなぁ」
「却下」

「見っけえええええ!」
「柏lの荷物漁るなんてどんな根性してるんだよ君! ていうか何でそこまでノリノリでやってるのさ!?」

A.彼はほとんどノリで生きているから



「いぇーいクルクスちゃんでーっす☆」
「ちょっ君気持ち悪いよ!# 気持ち悪いから早くそれ外してくれない!?」
「やーだよ。これから色んな人にかぶせてくんだからさー どーもセンキュウ、クルクス王子ぃー☆」
「狽の男…ッ!#」


ひょうっ!? な、なんだぁシュリさんかぁ」
「よぅイリス! お前今暇?(にやー)」
「おや、その笑顔は何か楽しいことをしようとしている笑顔ですね?(にやー) 勿論暇ですよっ!」
「今なー、クルクスからカツラ借りてきてさ。皆にかぶせてみようかと思って、お前この話ノらね? 一緒にまわろうぜ」
「いいですね、行きましょう!」


改めてカツラなイリス(笑)

イタズラ画策してるときの二人は超ノリノリ。
シュリがイタズラ一緒にしないかと持ちかけるのはいつもイリスだけですが、
イリスは誰とでも手を組んでイタズラします。
何にせよ大変ノリのいい二人です。


「お兄ちゃん、覚悟はいい…?(にこっ)」
「ちょっメイアやめ ぎゃあああぁぁぁぁぁ」

後に兄は語った、
あの時のメイアは、自分の自慢の妹のメイアは、
あの性格の悪いクルクスと何故かよく似ていた、と…

+++

二人目はメイア(笑) いきなり何しとんじゃゴルァみたいな気持ちなメイアです。
とりあえずイリスがどんぐり眼、メイアがたれ目という設定です。
あれ、これはどうなんだろう。描き分けられてるのかなぁ…

あと描き分けというか表情の違いですが、
シュリとイリスはものすごくくるくる表情が変わるし顔のパーツも大きく動く、
対してその他は割りと控えめです。
メイアはその中間くらいかな? 元気なほうではあります。

前なら「もう! お兄ちゃんの馬鹿!」とかいってポカポカ叩いたりしてたんですが、
クルクスと喧嘩しまくるようになってからのメイアは、
こう、表情が、彼と似てきています。どうしようか。(ぉ)


「だからいつも言ってるよね? 意味わかんないことしないでよって言ってるよね? しかもよりによってクルクスくんのカツラをあたしにかぶせるなんて、お兄ちゃんってほんと先のこと考えないにも程があるよね…」
「だっ、だからメイア、わかったから、もうしねえって…」
「そう言ってやめたことあった? なかったよね? ねえお兄ちゃん、あたしね、今すっごーーーーく、腹を立ててるんだけど、わかるかなあ…」
「わかるわかるわかるッ!! わかるって、だから、だからメイア、たすけて…」
「今日という今日はほんとあたしも…」
「メイアあぁぁぁぁあぁぁぁ…」


「シュリ、大丈夫ですか?」
「あ、アナスタシアさん、シュリさんなら兄妹喧嘩してるだけだから大丈夫ですよー。喧嘩するほど仲がいいって言うじゃないですかっ」
「それもそうですね」
「はい、アナスタシアさんは次カツラかぶる人ですからねー準備しましょうねー」
「? よくわからないけど、お任せします」

+++

だいっ嫌いなクルクスのカツラをかぶせられたことによって怒りの限界点に達したメイアと情けない兄。


「シュリ…、だ、大丈夫ですか?」
「(がばっ)アナスタシアさん!」
「兄妹喧嘩だから心配しなくていいってイリスは言ってたけど…なんだか、シュリ、ずっと起きないから…」
「お、俺は大丈夫です! うん」
「そう、ならよかった」
「心配されちゃった…(*ノノ)」


「うおおおぉー…えーと、イリス、これ似合ってんのかねえ」
「うーん。ちょっぴりダンディーな王子って感じですかねえ」
「でもこいつ割と女顔だぜ? ダンディーだなんて程遠い気もするけど」
「だって王子が女性的すぎますもん」
「あぁーなるほど。それならなんとか…」


(……一体これかぶせて何がしたいんだ?
 意図が全くわからん……)

ひとり蚊帳の外、レナート(笑)



本家クルクスはため息をつくばかりでありました。