強の魔と強の    -Sorkh Chashm-                    _

世界最強の力を持ち生まれた紅い眼の娘-ライラが、
世界最強の悪魔にその身を徐々に支配されるも、
その娘と親しくなった"異世界からの来訪者"-十夜とその仲間たち、そして娘自身によって悪魔を打ち倒したとする戦い。

魔族たちの活動もきわめて活発になり、世界に混沌が訪れた時代。

その娘は、
悪魔を打ち倒し、また世界の混沌を鎮めるのに、
自らを代表として、爪弾き者となり陰で生きていた紅い眼の人間たちである機構を作り、
その力で世界を安定に導いたという功績を残す。

また事態に危機感を覚えた神殿の指示で、
双子神官もその戦いに加わっている。

神殿の秘蔵書をもとに、その強い魔力を抑制する品を普及させたのも娘のおおきな功績。
(今までもそういったアイテムは存在していたが、古代の遺産だった)

紅い眼の人間の地位が僅かながらも向上し、
頻発していた私刑も影をひそめはじめたのも、この戦いから。






【ライラ】 ―"最強"                             _
...
姓はない。17歳。世界最強の力を秘める。
数年前から夜の記憶を失うことが多くなっている。

黒髪に紅い瞳、端的に言うと"美人"。
気丈で強気、呪われた娘と虐げられてもめげない。
変な目で見てくる人間は蹴倒すことも厭わない。
森の奥にあるという、紅い眼の人間たちの隠れ村出身。
本人は骨董屋を営む伯父に引き取られており、故郷の記憶はない。

その魔力のためかはたまた彼女本来の力か、
幼少の頃より精霊と心を通わすことができる。

その強大な魔力ゆえに最強の悪魔の寄り代にされたばかりか、
さらに傷つき弱った天使の休息場所にまでされちゃってた子。
なかなかに精神的にもタフ。でも崩れると一瞬。崩れるようなポイントを突かれると脆い。


【上村十夜】―"異世界よりの来訪者"               
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...
かみむら-とおや。18歳。異世界よりの来訪者。
気性の穏やかな少年。"東京"出身らしい。
優しくて穏やかでマイペース。キレると激しいが、まずキレることがない。

遥かな過去に、故郷である異世界の崩壊に際し、次元移動装置によってこの世界に送り込まれた。
遥かな時を経てシルワの森で長老の樹に護られ、誰も足を踏み入れることのできなくなった移動装置の中、仮死状態のままずっと眠っていた。
かつてライラと心通わせていた長老の樹が、たまたま訪れた彼女の為に道を開き、彼らは邂逅を果たす。


【レナート&アナスタシア】―"双子神官""神託の神子"               _
トランスウォラン姉弟。14歳。
神殿の神託の神子として育てられてきた。
突然神託が降り、表情ががらりと変わることがある。
神の代弁者というより、依り代に近い。

左が弟のレナートで、右が姉のアナスタシアです。
表情は乏しく、まるで一対の人形のような面立ち。

でも意外と二人きりになると二人の世界で結構喋ってる。
引き取って育ててくれた司祭のことは好きだし、慕ってだけど、
やっぱりお互いの存在が一番で、お互いだけが全てだった。
親のことは知らないし、それはある意味しあわせ。

眼は、右目が紫で左目が紅。色を、塗り間違え、ました。
血の潜在的な力として、
紫眼→回復魔法(聖属性)
紅眼→攻撃魔法
的なのが先天的に得意、という設定があった。

姉のアナスタシアは聖属性のほうが得意。
弟のレナートは攻撃魔法のほうが得意。雷撃とかそういう、派手派手なのが好き。