ザードとーティミシア  - Buzzard & Artimisia -             _
【細工師と司教の娘】 全身図
没落貴族の長男、紅い眼を持った彼・バザードは、姉の元で細工物をつくる腕を磨き、
小さな街で細工屋を営むようになる。
作業用と称して色の暗いグラスをかけて過ごしていたため、周りに気づかれることはなかった。

ある時バザードは、細工屋の前で倒れている女性を保護。
怪我と衰弱で弱っていた彼女を介抱するようになる。
彼女は名前をアーティミシアと言った。
目のさめるような紫水晶の双眸を持つ女性だった。

数ヶ月が過ぎても、明らかに元気な彼女は、家を出ていく気配はない。
自分の眼を他に不幸をもたらすものと考えたバザードは、出て行くようアーティミシアに勧告。
それを彼女は「あなたの眼が私になんの被害を与えたというの?」と拒否。

彼女は「終わりなき神殿」の司教の娘であり、いずれ司祭となる道を定められていた娘であった。
そこから逃げ出したかった彼女は、いま居るこの心地よい場所を失うわけにはいかなかった。



のらりくらりとかわした彼女とバザードはお互い惹かれあうも、
バザードは引け目から何の動きも見せず、
出会って数年たったある日、アーティミシアの強い働きかけから、二人は夫婦として生きることを決めた。



やがてふたりは子供をもうける。
紅い眼と紫の眼、ふたりの特徴を併せ持って生まれた、双子の男女だった。
幸せに生きるかと思われた一家だったが、
ある時ずっと司教の娘を追っていた神殿からの追っ手に見つかり、
アーティミシアと子ども達は神殿の手に落ちる。
妻と子を護ろうと、はじめてその魔力を開放したバザードは、しかし神殿の騎士によって命を落とす。
愛する夫と幸せの全てを目の前で失ったアーティミシアは発狂、すべての記憶を失う。


娘を探せとだけ命じていた司教は、
暴走した部下を叱責し、
罪悪感を抱きながらも子どもたちを引き取り育てるようになる。

この子どもたちはやがて、
神託の神子、双子神官として生きるようになる。




【バザード】―"細工師"            "               _
...

貴族の長男坊だが、物心ついたときすでに屋敷の奥底で幽閉されていた。
10歳頃、一家離散の際に、既に家を出ていたがうわさを聞きつけた姉に連れられて逃亡。
それから10年、丘の上の人形師の姉の元で修行を積み、ふもとの小さな街で細工師を営む。

(※姉…リネルカーデ
 貴族の長女だが、異様に気が強くてマイペース。気分屋で自分勝手。
 気に入らない相手に嫁がされたので婚儀の夜に金品を奪い逃亡。
 貴族の没落の影に彼女の仕業も含まれていたに違いないけど本人は気にせず悠々と暮らしている。
 自分勝手だけど気の良い人。
 
 ちなみに彼女は生まれたばかりのクロウの存在は知らず、バザードも幽閉されていた為ろくに知らず。
 クロウは姉と兄に忘れ去られ、親に置き去りにされた形になる。かわいそう)



細工師として店を営み、それなりにその小さな街に溶け込み生活している。
自らの持つ紅い眼を疎み、髪を伸ばし隠し、人と接するときはグラスを着用。
その風貌から、「怪しい細工師」と呼ばれるが、基本的に朴訥で優しいので地味に子どもたちに人気。
その腕の評判も良い。

幼少期幽閉されていたので、何もしないのも得意。
仕事がなくても日がな一日ぼんやりしている。
幼少期恵まれなかったせいか、青年期の穏やかな生活を愛している。
ちなみに姉に引き取られてからは家事もさせられていたり下働きも同然だったので、やはり青年期の穏やかな生活を愛している。(大事なことだからry)


アーティと出会ったのは27歳のころ。
家の前で倒れてたので保護。
そしたら結婚するまでなんだかんだで5年くらい居座られた。

自分の眼を引け目に思っており、
人と話すのも苦手。
なにかとぐいぐい来るアーティミシアに対して「…逞しいな、アーティは」ともらして怒られる。

普段怒ることがないので、
妻子が奪い去られるその時にはじめて激昂し、それを引き金に、今までなりを潜めていた力が発現・暴走。


余談、
バザードら三姉弟は無駄に手先が器用だなと思った
長女リネルカーデ→人形師
長男バザード→細工師
次男クロウ(仮名)→泥棒紛いの技能持ち


【アーティミシア】―"司教の娘"                           _
...

愛称はアーティ。バザードよりも4つ年下。

"神の眼"と称される、女神と同じ紫水晶の眼を持ち産まれる。
女神信仰の聖地である大神殿の司教の娘であったため、
象徴としても重要視され、神殿に人生を捧げることを余儀なくされる。
しかしそんな人生を疑問視し、逃亡。
辿り着いた街でバザードに拾われる。
司教は娘の足取りを追うが、なかなか見つからず。なんでだろうね。

性格は割と快活。お姉さんな感じ。
「そんな、悪いわ。あ、じゃあお茶淹れましょうか。休憩にしましょう」とかてきぱきてきぱきする人。

プロポーズは彼女から。…プロポーズ?
「俺は…お前を、幸せには、出来ないから」と言うバザードさんに
「だったら私が幸せにしてあげる。あなたはいつもみたいにぼーっとしてたっていいの、私はこの5年幸せだったわ!」って言う。
「この5年、あなたのその眼が私に何か危害を及ぼした? 何もないじゃない!」って言う。
(メモより)

子どもが生まれてからも、
「自分に何があってもこの子たちには幸せになってもらいたい、できればみんな一緒に」という彼女に
バザードさんは消極的に「なれれば…、いいな」といいますが
アーティさんは「私が幸せにしてあげる」といいます。
そこで「…逞しいな、アーティは」といわれます。
怒られます。(バザードさんが)


昔の設定メモ見たら、紫の眼は"神の眼"なんだってよ。忘れてたわそんなん
恐らく隔世遺伝でしか産まれない、もしくはお互い紫の眼の夫婦からしか産まれないからきっとレアなんだよ。しらんけど。
紅い眼もレアなんだけど、わたしがそういう人中心に話作りすぎて、なんかいっぱいいるみたいだ。ピックアップしたと思っておくれやす。