広間に横たわる静寂は、重かった。
 その静寂を打ち消す最初の言葉を探すように、少女は黙って視線を彷徨わせている。そのちいさな震える両のてのひらで杖をきゅっと握りしめ、時折トゥーレの顔をちらりと覗きこんではすぐにそっと目を逸らすことを繰り返した。話がしたいだなんて、彼女は一体何の為に戻ってきたのだろう。戸惑いながら見守っていると、ようやくリカルダと名乗ったその少女はおずおずと口をひらいた。
「……さっきは、本当にありがとうございました。わたし、ちゃんとお礼言えてなかった、から」
 随分と律儀だなとトゥーレは眉を跳ね上げる。小柄な自分よりもさらにちいさなその少女の若草色の瞳が、怯えたようないろを浮かべながらこちらを見上げていた。汚れのない真っ直ぐで澄んだその瞳は、先程の青年ライヒアルトにも似ていた。この瞳を前にすると、妙に己を恥じてしまう。思わず少女から視線を外した。
「さっき彼が言ってたじゃないか。……僕は、別に」
「言わせてください。本当に、ありがとうございます。それと、おうち、壊しちゃって――あの。ごめんなさい」
 トゥーレの言葉が終わらぬうちに少女はそう言って頭を下げると、僅かに振り返る。つられて彼女の視線の先を目で追うと、トゥーレの住まうこの広間と鉱山の通路とをつなぐ扉。今は無残にも砕けている。この広間は、元は鉱山の入り口とは真逆の方に出来た洞窟から掘り進めたものだった。それが人間達が掘り進めた坑道のひとつがそこに繋がってしまったため、広間が人間に見つからないように扉と術を設置したのだ。しかしここまで粉砕されてしまってはもはやその役目を果たす事は出来ないだろう。思わず噴き出す。
「……気にしなくていいよ。――でも、よくあの陣術を突破出来たね。あの壁の仕掛けがわかったの?」
「いえ、あの、物理障壁を壊そうと思って、魔法を使おうとしたら、こうなっちゃって」
 おろおろとする少女に、そっか、と答え、竜人は笑った。トゥーレに負けず劣らず、気が弱そうだ。いつの間にか彼女に対しての警戒心を解いている自分に気付く。自然と浮かぶ微笑みが、自分でも不思議だった。穏やかに他人と話せるのは、久しぶりだ。
「あの扉にね、幻術を投影する陣術をかけてあったんだ。壁が見えてたのはそのせいだったんだよ。魔物達にそのことが見破れるとは思わなかったし、魔力障壁は通過出来なくする£度にしてたんだけど。攻撃魔法クラスになるとやっぱり脆かったね」
 何故魔力障壁を突破出来たのか不思議に思っていたらしい少女は、合点がいったように頷くと、僅かに俯いた。
「トゥーレさんは、すごい力を持ってるんですね。……わたし、あの陣術を組み立てた人は、とても強い魔術師だって思ったんです。それはつまり、わたしたちみたいなひよっこは、命が危ないんじゃないかって……」リカルダは僅かに俯くと、言葉を探すように暫く口篭っていた。やがて、顔を上げる。「でも、トゥーレさんはわたしたちを傷付けようとしなかった。……どうしてですか?」
 トゥーレは困ったように僅かに眉を顰めた。
「どうしてもこうしても……傷付ける理由がなかったじゃないか」
「だって、あなたは人間の事を嫌っているのに?」
「……だからって、戦いが好きな訳じゃないよ。戦わないで済むならそれでいい」
 トゥーレの言葉に、リカルダは視線を落としてちいさく頷く。
「そう、……ですよね。……わたしも、傷付けなくて済むならそれが一番いいと思うんです。でも、それは甘いって言われてしまって。確かに、誰も傷付けたく無くても、大切なものを護るためには誰かを傷付けなくてはいけないの。だけど、それって……きれいごとだって、わたしも思うから」
 少女は言い、頭を垂れた。
「それは、さっきの男に言われたの?」
 頷くリカルダ。竜人は笑った。あの山吹色の男、普段から他人の痛い所をつく癖があるらしい。先程、トゥーレにそうしたように。
 トゥーレは暫く考えて、微笑んだ。
「君が、きれいごとを言っていられる立場にいるなら、きれいごとを言っていても構わないとは思うけどね、僕は」
 リカルダはトゥーレを見上げたまま、目を瞬かせた。まるで、小動物のような娘だ。背はトゥーレよりもずっと低く、あまり警戒しようという気にもならない。そういえば、彼女と共に居た青年ライヒアルトもそうだった。背こそ彼女よりもずっと高かったが、人に警戒心を与えないという点では、よく似ている。
「……きれいごとって言うなら、さっきの彼の方がよっぽどだと思うよ。ライヒアルト、と言ったっけ」
「アルトくんは……」少女の目が泳いだ。半笑いで、気まずげな様子だ。「……夢見がち、だから」
「珍しい人間だよ。……少し、羨ましいくらいだ」
 言うトゥーレの言葉に、リカルダは不思議そうに小首を傾げた。
 ライヒアルト。警戒心を与えず、何の打算も無く、まっすぐな瞳。思わず目を逸らしてしまいたくなるほど、愚かしいほど真摯な人間。
思わず語る夢を信じてみたくなる、あの不思議な青年。――トゥーレは僅かに頭を振った。
「あんな風に、真っ直ぐに人に近付けるものなのかな。僕にはよく分からないよ。僕は他人を信じることも、真っ直ぐに頼ることも出来ない。……羨ましいよ」
「……、信じすぎるのも頼りすぎるのも、考え物ですよ?」
 げんなりした様子で答える彼女。随分と彼に手を焼いているらしい。思わず、ふふ、と笑う。
「それでも、夢を見ることが出来る、というのは、凄い力だと思うよ」トゥーレは愛竜である瑠璃色の竜の傍に歩み寄った。そして、その白く長い指で竜の頭を撫でてやる。「――僕は、もう夢を見るのが怖くなってしまった。僕の夢が、世界を壊したから」
 気遣わしげに覗き込んでくる少女に、トゥーレは僅かに首を横に振った。
「……あの男……ジークムントの言ってた事は本当だよ。僕はずっと、苛まれていたのかもしれない。罪悪感にね」
 地図が大戦の引き金になった。――そう思いたくは無かった。けれど、確かに戦いを加速させたのはあの地図だったのだろう。トゥーレはそっと目を伏せる。
「僕からひとつ、お願いがあるんだ。……そんな立場じゃないってことは分かってるけど。聞いてくれるかな」
「お願い……ですか?」
 戸惑うように小首を傾げたリカルダに、そう、と微笑む。
「あの青年が、あの真摯な夢を描き続けられるように、それが実を結ぶように……君が、傍で護ってほしい。僕は、そう思うんだけど、どうかな」
「わたし、が?」
 トゥーレは頷き、微笑んだ。少女は僅かに眉根を寄せる。突然何を言うのだろうと、そう問いたげな表情。無理もない。いきなりこんなことを言われては、戸惑うだろう。
「……僕も、彼の夢の先を見てみたくなったんだよ」
「アルトくんの、夢の先を?」
「そう。……彼は不思議だね。なんだか、信じてみたくなるよ。彼に、ずっとそのまま夢を抱き続ける強さがあればいいんだけど」
 トゥーレはまた、そっと目を伏せる。かつての自分には、夢の先の結果まで引き受ける強さが足りなかった。傍を歩いてくれる人を、自ら振り捨ててきた。だけど、彼には、ライヒアルトには――
「本当に、アルトくんの夢は、果たせるんでしょうか。アルトくんに――わたしたちに、そんなことが出来るんでしょうか」
「分からないよ」
 不安げな少女の問いに、そう答える。そう、分からない。未来など、誰にも。それでも――
「だけど……僕は、そうあって欲しいと思ってる。彼の夢が叶った世界を、見たいと思ってる」
 そう囁いたトゥーレの顔を、少女は不思議そうに見上げた。
 自分はきっと、穏やかな表情をしているだろう。先程から感じていた不安も、今のこの穏やかさも、やっと理由が分かった。
 きっと自分は、心の奥底で変わることを望んでいた。その機会は不思議な巡り合わせを以て己のもとに訪れ、そして、自分はそれに乗ることを選んだ。トゥーレは、ふふ、と笑う。
「僕の夢は実を結んで、そして世界を滅ぼす引き金になった。……それでも、あの地図が世界に再生をもたらすひとつの道標になるのならば、僕の夢は真に実を結んだことになる」
 トゥーレは作業台の上に広げられた地図にそっと手を置いた。何度も何度も描きかえた、地図。
 世界は変わってしまった。これからもきっと、変わるだろう。集落が減り、森が人の住む世界を侵蝕し、地図は変わる。世界は生きている。その度に、何度も何度も地図の改訂を繰り返した。性懲りも無い、と自分でも思っている。それでも――本当は、夢を追い続けていたかった。
 きっと、ライヒアルトと名乗ったあの青年を、羨んでいた。真っ直ぐに前を見つめて、真っ直ぐに人を信じて、真っ直ぐに夢を見る。そうしたかったのは、自分も同じだったのだろう。ただ、自分には――それが出来なかった。此処でただ誰かを恨む事しか出来ずに、世を呪って日々の巡りを過ごす。前に進む事から、夢を見ることから逃げ続けていた。トゥーレは自嘲気味に笑う。
「僕自身も人間の血を引いていながら、僕は自分が為したことから逃げている。僕があの地図を描かなければ、領域争いなど起きなかったのではないかと、今も後悔している。それを忘れているために人間を憎んでいる自分を、自覚もしている。――そうだよ、分かってたんだ」
 少女は、気遣わしげな様子で竜人の顔を覗き込む。小首を傾げたままの彼女に向き直り、トゥーレは微笑んだ。
「僕の夢――僕の地図で、彼の夢を導いて欲しい。彼の望んだ夢の先に、きっと僕の望む世界があるんだ」
「トゥーレさんの望む、世界?」
「……僕もきっと、誰かを恨む事に疲れてたのかもしれないね」
 そう、本当なら分かっていたのかもしれない。憎むことも、恨むことも、何も生む事は無いのだということ。そして、そうすることでしか生きていけなかった自分の弱さに。
 だけど、もう、それも。
 トゥーレはリカルダへと向き直る。戸惑うように、しかし真っ直ぐに見上げる少女に、小首を傾げて微笑んだ。
「わがままな夢さ。……僕の夢を、生きた証を……君たちの手で、すくい上げて欲しいんだ」
 少女は目を見開く。
 彼が描く夢が叶うなら――新しい時代を作ることが出来るなら、戦いを終えることが出来るなら、地図は、混乱をもたらすだけの忌まわしいものではなくなる。新しい未来を築くための、架け橋になる。その時自分はようやく――長い悔恨の日々から解き放たれる。
 少女は戸惑うように口篭っていた。諦めにも似た思いが、ふとトゥーレの脳裏を過ぎる。それを振り払うように軽く首を横に振った。自分勝手な願いだと、分かっていた。それでもきっと、彼ならば。
 少女はなおも、黙り込んでいる。しかし、暫くそうした後――少女は、首を振った。縦に、ちいさく、しかしはっきりと。




 幼馴染の少女が小走りで駆けてくるのを見、ライヒアルトは壁にもたせ掛けていた背をまっすぐに伸ばした。少女の小さな頬は紅く上気していて、何もそんなに走らなくていいのに、と思わず笑う。
「おかえり、リカ。……トゥーレさんと何を話してたの?」
「待た、せて、ごめんね」リカルダは言葉を乱しながらそう頭を下げた。「……ありがとうって、言いたかったの。それと、扉を壊してしまってごめんなさい、って」
「さっき言えば良かっただろうが。待たせやがってよ」
 腕を組み壁に背をもたせ掛けていた傭兵ジークムントがそうぼやいた。少女は気まずげに視線を這わせ、困ったように小さく肩を竦めてみせた。思わずライヒアルトは噴き出す。
「まあ、ジークがいると険悪っぽくなるしねえ」
「んだよ、俺のせいかよ」
 まあ、否定はしねえが、と不貞腐れたようにぼそぼそ呟く傭兵。どうやら直ぐに険悪な調子で返してしまう自覚はあったらしい。何と答えていいのか分からない様子で、きょときょとと視線を彷徨わせている幼馴染の少女の様子に、ライヒアルトは面白そうに笑い声を上げた。
「もお、笑ってる場合じゃないわ。アルトくん」
 突然、リカルダが右手に握った杖を、とん、と地面につき、もう一方の手を腰に当ててみせた。そして、僅かに眉根を寄せる。まるで母親が子供を叱るような表情。ライヒアルトは、う、と僅かに身構えた。大体において、このポーズはお説教の前触れだ。
「……アルトくん、しっかりしなくちゃ、だめだよ。ね」
「ど、どうしたのリカ、急に」
 軽く頬を掻く。年がら年中四六時中言われている台詞ではあるが、突然どうしたというのだろう。少女は、真っ直ぐにこちらへ視線を向けたまま。
「トゥーレさんとの約束、……裏切らないように、がんばろうね」
「もちろん。……俺、そんなに信用ない?」
 新しい時代を作るために、尽力するということ。その約束を軽いものだと思っていたわけではない。けれど、彼女には足りないと思われていたのだろうか。ライヒアルトは僅かに眉根を寄せた。頼りなく見られることには自信があるが、自分は約束を破る人間ではない――と思いたかった。
 困ったように訊ねる青年に、少女は慌てて首を横に振る。
「ううん、違うの。ただね――」リカルダはそっと目を伏せる。「信頼を、裏切っちゃだめだわ。だから、気を引き締めなきゃ」
「信頼?」
「わたしたち、トゥーレさんが五十年ぶりに出会う人間なの。アルトくん、あなたはきっとあのひとに試されてるわ。だから、人間の代表≠ニして、しっかりしなくちゃいけないの」
 それは勿論わたしもだけど、と付け加えて、リカルダはもう一度その事実を噛みしめるように小さく頷いた。
「……人間の代表=v
 鸚鵡返しにそう呟き、ライヒアルトは口籠った。五十年ぶりに出会う人間、人間というものの代表。まるで自分に不釣り合いなその響きに、ふと恐れに似たものを抱く。自分は人間を代表する気はないのに、それでもやはり、そういうことになるのだろう。自分が彼の信頼を裏切った時、導かれるのはもしかすると、決定的な関係の決裂かもしれないのだ。
 神妙な顔のまま口を噤んだライヒアルトに、リカルダはやわらかな微笑みを浮かべて、ことりと小首を傾げてみせた。
「トゥーレさん、きっと人間を篩にかけようとしてるわけじゃないわ。きっとアルトくんのことを信じたいと思ってるの。……もしかしたら、アルトくんが竜族と人間を繋ぐかもしれないんだよ」
「俺が、竜族と、人間とを繋ぐ……?」
 鸚鵡返しに繰り返す。足掛かりになりたいとは思った。誰かがゆく道の、足掛かりに。けれど、自分が架け橋になるだなんて。急に頭の芯が冴える。そこにおりるのは、ただ漠然とした不安だけ。
 口籠ったままの彼に、ジークムントが、ふん、と鼻を鳴らす。
「まあ、何にせよだ。お前は人に信用され易いんだ。なんとかなる」
「そうなのかなー……」
 ぽり、と頭を掻く。いまいちぴんとこない。確かにあまり邪険にされた記憶は無いがだからといって自分が何をした訳でも無い。
 ライヒアルトは軽く頭を振り、目を伏せた。
 不安はある。けれど、不安に負けて逃げ出したら、幼馴染の少女も、この気のいい傭兵も、きっと自分を軽蔑する。何より自分自身、そんな自分をきっと許せない。
 数秒間を置いて、顔を上げる。その瞳はもう、伏せてはいない。
「――そうだね。それなら、しっかりしなくちゃ。信頼を裏切られたら、きっと悲しいもんね」
「悲しい、ってな……そういう問題か?」
「俺、自分がされて嫌なことは人にはしない主義なんだ。偉い?」
 物言いたげな傭兵に、ライヒアルトはにこり笑ってみせた。
「へいへい、偉い偉い」
 どこか呆れたように傭兵はひらひらと手を振ってくる。リカルダにも肩を竦められた。まともに取り合ってくれてはいないらしい。
「しっかし、謎の転移装置に、有翼人に、竜人に、次はドワーフか。――あぁ、面白くなってきやがったな。なぁ、アルト。見せてくれよ、俺に。お前の、夢の先をよ」
「……夢の先、か」ライヒアルトはふっと天井を仰ぐ。それはまるで、途方に暮れたように。「今は剣を手に入れるっていう目標があるけど、その後、俺は何を目指したらいいんだろう?」
 リカルダが心配そうに彼の顔を見上げる。
「……弱音吐かないの。男の子でしょ?」心配げな顔はそのままに、声音だけは取り繕ったようにはきはきと気丈に彼女は言う。「先が見えなくても、アルトくんは進もうとしてきたわ。そのたびに、アルトくんは進む道を見つけてきたの。だから、大丈夫。アルトくんは、アルトくんの思う通りに進めばいいの」
「俺の、思う通りに?」
「そう。心の灯が導く方へ=\―だよ」
 少女はふわりと笑う。養母に託されたこの言葉。
「アルトくんが心の灯を絶やさないでいてくれたら、わたしたちはその灯を守り続けることが出来るから。それとも――アルトくん、もう諦めちゃったの?」
「あ、諦めてなんかないよ。ただ――」
 気まり悪げに頭を掻くライヒアルトの碧眼をリカルダは覗き込む。
「今は目の前のこと、ゆっくりやっていこう? そんな風に弱音吐くなんて、アルトくんらしくないわ」
 宥めるようなその口調。ライヒアルトは暫し口を噤んでいたが、ややあって、ふっと笑った。肩の力が抜けたように。
「そうだね。俺らしくないね。――俺、頑張るから。リカも、ジークも、手伝ってくれる?」
「当たり前じゃない」
 微笑む少女。傍らで、傭兵も頷き不敵な笑みを浮かべる。
「言われるまでもねえよ。……お前はやるときゃやる男だ。俺ぁ、ちいっと手伝うだけよ」
 ジークムントは上機嫌にライヒアルトの肩をぱしりと叩いた。ライヒアルトも、応えるように頷いてみせる。
 竜と人とを、繋ぐもの。
 その信頼を僅かにでも勝ち得たのならば、その想いを裏切る訳にはいかない。竜にほんの少しでも歩み寄る為にも、五十年間傷を背負って生きた竜人の為にも。
 彼がドワーフのもとへと繋いでくれた道を、自分は進まなくてはならない。今すべきなのは、ただそれだけだ。
「アルトくん、がんばろうね。わたし、応援してるから」
 少女の言葉に、ライヒアルトは頷く。
 先の見えぬ旅路。
 それでも、往く道はひとりではないのだ。